過去発行してきたオリジナル同人誌について
解説、紹介をしていきます。
※「販売中」「在庫希少」「販売終了」は冊子版の状況です。
遡及甘柑
(2023.12.31発行)
(B5・40P/収録作品
「1962年10月」)
販売中
はからずも「漂時」シリーズの番外編みたいになってしまった漫画。
当初予定していたネタがコンプラ的にアウトな情勢に
なってしまった為、緊急登板したお話。昭和背景は過去何度も
描いててストックがあったので大いに助かりました。
こういう過去ネタが多いのはノスタルジーに浸りたいと言う理由では
なく、「情報も知識も乏しい時代だから、いろいろやりやすい」という作話上の
都合なんかもありまして。私見を言わせてもらうなら、
この時代は日本がバラ色だったなんて言う人もいるけれど、ウソだろ、と。
経済成長的にはそうかもですが、ヘドロとスモッグが渦巻き、蠅やドブ鼠がうじゃうじゃいた時代。
モーレツ社員&学生のスパルタしごき教育が奨励され、一億総「根性と努力」の時代。
こんな時代に行きたくはないよなぁ。傍観的立場ならともかく。
狗窃甘柑
(2023.8.13発行)
(B5・32P/収録作品
「横取りスロット麦茶の罠」)
販売中
こいつもなんというか…うちの漫画で眼鏡かけた男にロクなのはおらん。
お兄ちゃんが弟のガールフレンドを横取りするのは過去何度か描きましたが、
オヤジが寝盗るというのは初?
いや、あったような気もするけど、忘れた。
春から夏と言う制作期間の短さゆえに今回も薄口。
おまけ頁はこういうオチもあったかも、という感じで描きました。
茜音と書いてアカネと読みますが、なんでそんな繰ったようなネームにしたかというと、
変換の際に前後文字の関係でたまたま出て「なんか良いかも」と思い
そのまま使用。そんな茜音ちゃんは特に変わり映えしないキャラですが、
眉毛は六重合成で表現したので無駄に時間がかかりました。
眉毛太い女の子が好みで。
泡影甘柑
(2023.5.8発行)
(B5・32P/収録作品
「今日も何処かでホワイトナイト」)
販売中
冬コミ燃え尽き症候群から醒めたらもう春。
時間がないわーという事でワンシチュの薄口ネタになってしまいました。
親のスマホでゲーム課金しまくった子のニュースを
たまたま目にしたのがきっかけでネタ作成。
高額請求を受けたソシャゲズブズブの女の子と、
それを助けるふりをして性を搾取する性悪ホワイトナイトさンらの
悪行ポイント加算話。
ソシャゲって大昔やったっきりで今は全然触れてもいない。
β版とかでお試しでやってて、上のステージ行くには金払うか友達10人連れてこいみたいな
追い込みかけられてね。ネズミ請か。おまけに金払った直後に
「β版終了します。あと1週間でこのゲームは消滅します」とドロン。
ボロい商売だなぁ。支払ったユーザーの手元にはなにも残らない。
ソシャゲってそういうもんなんだろうけど。
そんな私の昔ばなしの想い出も込めて描いた次第。
転醒甘柑
(2022.12.31発行)
(B5・48P/収録作品
「伝説達成者、転生して褒美の据え膳を食らう」)
販売中
昨今あちこちで目にする転生モノの波に乗り遅れまいと
老骨にムチ打ったら骨折してしまい、出来あがったのがこの漫画(嘘)。
どうも異世界に行くのは現実味が湧かない&世界観設定を
作るのが面倒臭いという事もあって、結果、転生といいつつタイムスリップ人生やり直し系に。
いつか中世欧風な世界を舞台に、剣と魔法とエルフとビキニアーマーの物語も描けたら描きます
(たら、の付く言葉に実効性ナシ)。神様の使徒のキャラ、どっかで見覚えあるなぁと
思ってよく思いだしたら天トルのコアントローだわ。
20年前描いた手癖がまだ残ってたとは。
よく「童貞を40歳まで守ったら魔法が使えるようになる」という
設定の漫画を見かけますが、
誰が言い出したんでしょうね。今回はそれをヒントに
「人類最高回数の自慰行為を達成すれば転生が許される」
という導入部にしてみましたが、冒頭は完全に笑いに走ってますね。
神様がいい加減かつ無責任なのは転生ものの定石という事で。
もう少し時間があれば女の子をオトすのに頁を費やせたと
思うのですが、今回の原稿、印刷所のチェック通過したのが
コミケ一週間前でしたから、ギリもギリ。しんどかったー。
混水模柑
(2022.08.14発行)
(B5・32P/収録作品
「マスク●察かく戦えり」)
販売中
薄い。というか、時間的にこれが限界でした。
せっかくのコミケ100記念大会だってのに。
本当なら100回記念で100頁ドーン、ってやりたかった。
コ●ナさえなきゃ多分このイベントでオリジナル通算100冊目だったハズ。
ところがこの二年相次ぐイベント中止で発行ペースが停滞に次ぐ停滞で。
やっぱイベント参加する、っていうのが本作る原動力だったんだなあと
改めて痛感しました。閑話休題。
今回の本は感染対策にかこつけて悪い輩がいろんな悪さをするという
身も蓋もない内容で、もともと二本立てのうちの一本で描く予定だったのを、
急遽一本立てで発行。5月に60頁も描いちゃったんで時間が残っていなかったと
いうのが主な理由ですが、昔ならそれでも余裕で40頁くらいやれてた。
やっぱ年齢重ねると作業速度も落ちてくる。デジタルになってから遅くなったってのもありますが。
噬臍甘柑
(2022.05.05発行)
(B5・60P/収録作品
「舶来品には気をつけろ!の巻(昭和風味)」)
販売中
過去数年に渡って描いてきたお気に入りのシチュエーションやセリフ回し、
攻めのバリエーションを全部てんこ盛りにして一つにまとめたら
どういう焼き上がりにになるのだろうか?と
いう発想から出来た漫画。さながらラーメントッピング全部乗せ状態。しかも大盛。
あらためて見ると自身の好きな趣向というのがイヤというほど解る仕様になってます。
ヤですね。なんか鏡を突き付けられてるみたいで。
そういう主旨で出来た漫画だけに、全体の9割以上がアレのシーン。
服脱がすだけで10頁も費やしてるんで頁食う食う。
結果、こんなイタズラだけの漫画に60頁もかかってしまいました。
時代背景を昭和50年前後に設定してて、
その為あれこれと昭和背景や昭和アイテムを描いたんですが、殆ど使わず。勿体無い。
まあ、昭和レトロは目的じゃ無く単なる背景だから、無理に使う必要もないのですけど。
奸智甘柑
(2021.12.31発行)
(B5・60P/収録作品
「愛と欲望のラボラトリー」)
販売中
実に一年ぶり、コミケ発行書籍としては二年振りの本。
開催前になってオミクロン株とかいう変異型が現れて、
今後世界がどうなるのか危惧されていたところなんですが、
なんとかコミケ99にて無事発行。内容は若返りの秘術を突き止めた男が
それを用いてターゲットをロリ化して
弄ぶという、単純かつ解りやすい内容。よく昔の同人誌で
「本作に登場する少女キャラはすべて18歳以上の
大人であるという設定です」という注意書きを書いているのがあって、
規制に対して発行側が張ったエクスキューズがひしひしと伝わる文言だったんですが、
それに照らし合わせれば今回の漫画は看板に偽りなし、になるんでしょうか?
二回もイベントが延期になった影響もあって、一年近くダラダラと続いてしまった作業。
そのせいで内容に変節が現れるようになってしまいました。
オチは当初調教陥落オチだったんですが、時間が経つにつれて
「なんか面白くない」と考え、二度に渡ってオチを描き換え。
結果マシになったかどうかは皆さまのご判断に任せます。
順依幼柑
(2020.12.31発行)
(B5・48P/収録作品
「愛姪一番搾取り」)
販売終了(委託書店では期間限定で取寄販売中)
前回に続き、出すイベントの目処の無いまま描きだした漫画。
脱稿時期に丁度エアイベントのサークル募集の告知を知り、
渡りに船ってわけじゃ無いですが、
エアコミケ2合わせ新刊という事になりました。
内容は前回に続き、閉塞した世界の中で籠の鳥にされた姪を叔父が
欲望の限り弄ぶという身も蓋も無いどストレートなモノ。
当初32ページの本・24ページ本編で考えていたのですが、
本編だけで50ページに膨れ上がってしまいました。
流石に食傷気味に過ぎるという事で、今度は刈り込み。
最終的に40ページ漫画、総ページ数48に収まった次第。
10ページ分も切り捨ててしまいました。非効率な事してる…。
後から足したページやカットって、正直流れを乱したり
間延びさせるだけなんで、邪魔でしかなかった。
長年描いててまだこんなミスをするのかと反省する事しきりです。
綱廃甘柑
(2020.7.5発行)
(B5・52P/収録作品
「このろくでもないあたらしい世界の下で」)
販売終了(委託書店では販売継続中)
元々2020のGW発行予定で描いた漫画でしたが、
世界がかの如く変容し、イベントそのものが無くなってしまった為、
発行の目処が立たなくなり、結果、書店初売りの新刊発行となりました。
何時以来かな?2005年の「暗中模柑」以来15年ぶりになるのかな。
〆切が事実上消滅したのでその分描く時間に余裕が出来、
結果、32ページの予定が52ページに増えてしまって。
内容は依然から考えてた「籠の鳥の如き鎖に繋がれた男女が閉鎖空間から
逃げようともがき足掻く話」に、図らずも昨今の社会状況が絡んだ格好に。
右向いても左向いてもソの話ばっかなんで、どっか影が落ちますよね。
話自体は「虜炉」と同様、風呂敷拡げるとこまで拡げて、
ここ、というトコで放擲するという思わせぶりなもの。
最初からそういうのが狙いの漫画なので続きやオチはありません。
多分3人でどっかの地方都市でメイド喫茶でもやってんじゃないですかね?
時折来る刺客を適当にあしらいつつ。
御供幼柑
(2020.2.9発行)
(B5・28P/収録作品
「某一族の棒儀式」)
在庫希少
冬コミ終了直後から作業開始して29日で仕上げた超スピード本。
無茶苦茶なスケジュールでしたが、一月をまるまる犠牲にしてようやく完成。
漫画は21ページ(プラスおまけのオチマンガ1ページ)とペラいので
何とか仕上がった次第。描き始めたころは今年は暖冬で大変じゃとか
言ってた世間が、描き終わる頃には新型コロナウイルスで
大変じゃと、世間の喧騒もすっかり移り変わってる始末。
オチ漫画は締め切りギリギリになって、1ページ何かで埋める
必要に迫られ、半日くらいで突貫工事で描いたもの。
ああいうベタなの好きなのです。ハイ。
唯諾甘柑
(2019.12.31発行)
(B5・40P/収録作品
「さらば少年の日々、そして」)
販売中
冬にしては薄い本。しかも内容も。幼馴染が結婚したと聞いて、
昔やったやんちゃを振り返る回想録という構成ですが、
正直時間や頁数の兼ね合いも合って、
さして詰め切れず見切り発車になってしまいました。
女の子を関西弁にしたのはせめてもの色合いというか、
区別付けみたいな悪あがき。もうちょっと時間があればとも思ったのですが、
元ネタが元ネタなのでいたずらにページが増えるだけ?
このくらいの頁数で丁度良かったのかも知れません。
歳を重ねる毎に女の子の髪型が変わっていくというのも、
頁数の薄さゆえにあんまり活かせなかったなぁ。
昏辱幼柑
(2019.10.6発行)
(B5・32P/収録作品
「一期一会の膳」)
販売中
昨今教え子に猥褻な行為に及んで揉める聖職者の
事案というのがニュースに定期的に出てますね。中にはそれ目的で
その職に就いたのでは?みたいなのもいるやも知れず。
という発想から出来たのがこの漫画。内容は至極明快で、
題を読んで貰ったママな内容です。ページは少ないのですが
内部描写があちこちにあったのでトーン作業は苦労しました。
あと完全に反応の無い昏睡状態はイマイチリアクションが
薄いように感じたので、多少表情を動かす感じにしています。
昏睡状態という事で女の子が殆ど喋らないので、セリフは殆ど男の独白。
変態の妄言をお聞き下さい。
電覇甘柑
(2019.8.12発行)
(B5・56P/収録作品
「放課後超電波倶楽部」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
深夜アニメ見てて「昨今魔法少女ものとかチート異世界もの多いなぁ」と
思いながらネタ繰ってたら出来上がったのがコレでした。昔のパチンコ漫画で、
思い通りにパチンコ台の乱数値を書き換えることの出来る
パチプロの話があって、どっかにそれが残ってたのか、こんな焼き上がりになりました。
目線を走らせるだけでプログラムを自由に書き換える能力って、「ゴクウ」とか「エヴァ」の
カヲルくんみたいですね。漫画の中に人も運べるドローンとか自動運転のショベルカーや
ワゴンカーが出てくるのですが、当然の事ながら現実に今現在、
そこまでのモノは普及しておりません。
話のオチの展開をスムーズにするための描写だったんですが、
まあ、近未来の話と捉えていただければ。
天殖幼柑
(2019.5.12発行)
(B5・48P/収録作品
「●年養殖プレミアム踊り喰い」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
改元後初の本、と言ってもいつもと何ら変わらない…
いや、露骨に言えば実も蓋もない内容。ガレージキットではありませんが
「売ってないなら自分で造ればいい」
という概念を思いっきり悪用したような設定。
無論漫画の中のファンタジーということで御容赦を。
蠱惑甘柑
(2018.12.31発行)
(B5・60P/収録作品
「魔性の瞳の訪問者」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
60ページは随分久し振り。故にかなり時間がかかってしまって、
ギリギリ落ちる寸前で入稿。心臓に悪い。
魔眼キャラっていうのは以前からやって
みたかったネタだったんですが、いざそれを
画にしようとするとどうしたものかと悩む悩む。
結果「虜炉」「啓蒙」で描いたグルグル渦巻きの眼に。
「人を惑わす妖しい眼は渦巻きが基本でしょ」という
昭和まるだしの感性で。女の子のキャラが寡黙というより
ほぼ完黙のキャラなんで、喘ぎのシーンとか結構
苦労しました。結果、苦し紛れの息が漏れる程度の声を出して
お茶を濁した格好ですが、こういう寡黙っ娘ってムズいです。
戯事幼柑
(2018.10.14発行)
(B5・32P/収録作品
「秋の妖精試食会」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
久し振りの「幼柑」。内容はとりたてて重い話や
入り組んだ設定も無く、徹頭徹尾イタズラに終始した感じ。
女の子のキャラは「懸性」に出てきた娘そのまんまですね。
流石にこんだけ描いてるとキャラがカブらないほうがおかしい、と自己弁護。
夏にある程度原稿進めてたから、秋は余裕あるなぁと
思ってたら、描いてる最中に超大型台風が2つも
連続上陸。家も道路も被害受けて、復旧作業に相当の時間を
食うハメになり、結局最後は〆切とにらめっこ状態に。
天の戒め?
彷徨甘柑
(2018.8.12発行)
(B5・52P/収録作品
「飛ばされ男の昭和漂流記」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
昭和タイムスリップものということで「またか」とお思いでしょうが、
昭和の人間なので描いてしまいました。説明や理屈は曖昧にして、
描きたかったのは平成丸出しの価値観のまま
半世紀以上昔の昭和に放り出されたらどうなるか、という点。
バラエティーのウォッチャーのノリですね。
当初の予定では古本屋で大昔のエロ本で抜いた男が、
抜いた瞬間タイムスリップしてしまうという
アホみたいな出だしだったのですが、ギャグに過ぎたので
冒頭部分は全部描き直しました。
女の子は当初ボクっ娘にする予定でもなかったのですが、
セリフ入れの段階でアドリブで入れまして。
思えばボクっ娘って久々な気がします。
負荊甘柑
(2018.4.30発行)
(B5・32P/収録作品
「つぐないのかたち」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
これ、当初はヒエラルキーの話にしようと思ってました。
ブルジョア息子がド貧民の娘を遊びで凌辱する、
みたいな。けどそれだと時代がかりすぎる上に
ギャグになりかねないので、アップかましてくる被害者と
贖罪意識でいたたまれない加害者と言う構図に。
もう少しページがあればキャラの心境の変化も描けたかも。
短いページ故に凌辱中心のまま終わってしまった感があります。
ラストのオチは当初少女がリンチにあった少年を救うふりして
報道陣の前に突きだして「こいつに性的悪戯されました」と
暴露するというギャグっぽいモノでした。しかし今思うと
それはそれでよかったのかも?
佳肴甘柑
(2018.2.11発行)
(B5・32P/収録作品
「エンゼルとクリーム」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
1960年代の高度経済成長時、言うなれば
まだ貧しかった時代を舞台にした昭和レトロ風味の漫画。
ネットやスマホが無く、情報も非常に少なかった時代。
だからこそ情報や経験の豊富なものが好き放題出来た時代とも
言えるのですが。裏を返せばこういう
シチュエーションの漫画は、現代を舞台にはとても成立しえないもので。
漫画を描くに当たって当時の服装、特に下着類の資料の
調査にかなり手こずりまして。何とか探し出したものの、まあ、
当時の下着は色気の欠片もない。でかいパンツで。
生地や耐久性も悪いの多かったから…。
そんなものだからこそ逆にギャップがあってエロいのでは?とも
思ったのですが、ね…。平成生まれの人が見たら
どう思うんでしょうねこういうの。
あ、個人的にバタークリームケーキは嫌いじゃないです。ハイ。
羈旅甘柑
(2017.12.31発行)
(B5・32P/収録作品
「楽園は燃えているか…?」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
時間が30日程度しか無かった事もあって
(秋新刊の兼ね合い&体調不良による通院で時間取られた為)
過去のコミケ新刊としてはもっとも薄いものに
なってしまいました。残念ですがこれでもギリギリ滑り込み入稿。
限界でしたー。内容は娘が両親に旅行をプレゼントしたものの、
旅行代理店の倒産で両親が外国から帰ってこれなくなり、
其処を狙って悪党がいんぐりもんぐりするという…。
なんか近年似たような事象があったような気がしますが
気にしたら負けです。ラストに出てくる議員の先生も然り。
あくまでもフィクション。妄想を楽しみましょう。
登場する悪漢たちはいつものメンツ。スターシステム採用してるつもりは無くて、
時間が無いから描きやすいキャラという事で
こうなった格好。ポニテの娘は結構久々な気がします。
啓蒙甘柑
(2017.11.12発行)
(B5・32P/収録作品
「求めよされば与えられん?」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
2008年に描いた「道草」と17年以上昔に描いた「秋冬」のネタを
ミックスしてオーブンで蒸してみました、な漫画。
登場する女の子のちーちゃんとゆーちゃんの
ネーミングは「●女終●●行」からそれとなく。
キャラデは全然違うからよしとしよう。
おかっぱのやり手ババアみたいな子は2006年の「虜炉甘柑」のキャラを再利用。
目玉のグルグルは前からやってみたくて。いざやると結構手間でしたが。
樟葉和(くずはなごみ)という名前は「クズ」と「ゴミ」というキーワードが
二つ入ってるという理由で採用、ヒドイ親。そりゃ虐待もするわ、ってなモンで。
少女の尋ねる雑居ビルは昔の友人が似たようなトコに
居を構えてて、さりげなく参考資料にしております。
逢艶幼柑
(2017.8.13発行)
(B5・56P/収録作品
「遥かなる想い出の君と」)
販売終了
三年ぶりのカラー表紙。でも中身はあいかわらず。
当初のコンテでは母親は性悪のストリップ嬢で、
ボられた客が腹いせに家をつきとめた所、
娘がいることを知り、娘に母親の
尻拭いをさせようと処女を奪って…な感じの話でした。
それがコンテ固めていくうちに
まるっきり違う話になるモンで。
昔の人は言いました。「作品は生き物である」
…そんなたいそなモンでしょうか?
というツッコミはさておき。今回の漫画はいろいろしけべシーンを
粘着質に描写しようという事に時間使いました。
服を一枚一枚脱がす場面とか。個人的に好きなんですよね。
前半部分で思わぬ頁数を使ったモンで後半は
やや駆け足になりましたが。ヒロインの名前は
昔観た某OVAのヒロインから拝借。って、
誰も解らないですな。
謀掠甘柑
(2017.5.6発行)
(B5・32P/収録作品
「身近な食材絶品レシピ」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
弟の彼女に手を出す兄貴、というのは
過去何度かやったパターンです。
まだ若年ゆえに知識の浅い娘をどうのこうのするには
もってこいのシチュなんでちょくちょく流用。
四月の「天爛」同様さしたるストーリーも無くただただ凌辱それ凌辱。
八月の下準備にかかってた事もあって、
胃にもたれるような展開を避けた結果なのですが。
本編で苦労したといえばコマ内に
「みなも○太郎先生タッチ」をどうしても一箇所使いたいと思いまして。
ところが資料が無い。ネットやBOOKOFFで探しても無い。
結局とある雑誌広告にようやくカットを見つけ、
参考にする事が出来ました。
本編と関係ないトコで結構苦労。なんでしょね。
天爛幼柑
(2017.4.30発行)
(B5・36P/収録作品
「ニュータウン的青い鳥」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
正直まー見事にヤルだけ番長な中身になってしまいました。
構想当初は「古の東京ムービー・Aプロの作画風女の子を描きたいなぁ」
というのがまずあって、それをしけべに描ければ…
というのが発端。世代人にすればああいうキャラに結構
思い入れがありまして。「○根性○エル」とかのあのタッチですね。
ところが描いていくうちにそれが並大抵では行かない事が発覚。
扇情的な場面だとどうしても動かせなくて…。
私の技量の至らなさをただただ嘆くばかり。
もっと徹頭徹尾やり抜ければ…。と反省する事しきり。
思うのとやるのとでは大きく結果が異なるものです。
また本編中で髪ほどいてる。懲りないヤツめ。
邂逅甘柑
(2016.12.31発行)
(B5・56P/収録作品
「遥かなる約束の時」)
販売終了
先の「裁難」から40日余りしか製作時間が
無かったので、久々にムチャなスピードで
描ききりました。結果、入稿直後再び体調を崩して
しまいましたが、間に合って何より、
結果往来。テーマは「電波的な妄言を言う変質者が、
実は妄言ではなく、真実を語って
いたとしたら…?」悠久の時を超えて転生を繰り返した
男が、かつての妻を求めて、今は少女である
かつての妻に求愛し復縁を迫る…。
なんか短編SFみたいな話を基軸に、
それが事実かウソかをあえて描かず、
最後は玉虫色で終わりたいな、という感じで。
時間的な問題から中途の調教部分が
相当はしょられてしまったのが残念。
当初の予定で描くと80ページを裕に超える
枚数になるので、泣く泣く切り詰めました。
裁難甘柑
(2016.11.6発行)
(B5・32P/収録作品
「不確定法廷式」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
11月の新刊というのは久々な感じ。
とはいえコミケまで2ヶ月切ってる状態から
秋新刊発行というのはかなりタイトなスケジュールを招く
結果になりました。裁判をネタに一般より不作為に選ばれた
裁判員にタチの悪いやつがいたならば?という想定で描いた漫画でして、
設定ゆえに従来よりキャラの年齢は若干高めですかね。
夏から秋のスパンがなまじ長かったのだから
余裕あったでしょ?とも言われましたが、通院や治療やらで
時間はどんどん取られてて、
さして時間があったわけじゃなく、
従来どおりの製作時間でした。
贖艱幼柑
(2016.8.14発行)
(B5・52P/収録作品
「犬と電車の輪舞曲」)
販売終了
退院後初の原稿だったので、ちゃんと出来るのか?
という不安もありましたが、なんとか
いつも通りに仕上がったようで。
山で遭難した場合の捜索費用って一日いくら、という
話を聞いたのがきっかけで、そこから膨らませた
漫画です。あとは丁寧に「普通の娘が強引に
性開発をされ、最後はアクメにまで達する」という描写を
描ききれるか、というトコがミソだったの
ですが、限られたページ数でそこまで
行ききれたかどうか?髪をほどくのは何故ですかと
聞かれましたが、やっぱ長いページで
同じキャラ描いてると食い足りなく
なってくる悪いクセがあって、髪を変えることで
「一粒で二度おいしい」という感じにしたいな、
というのがありまして。
憾撮甘柑
(2016.5.5発行)
(B5・32P/収録作品
「昔の姿で出ています」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
本書を入稿した直後入院いたしまして、今なお治療中なのですが、
下手したら遺作になってたかも
知れなかっただけに妙に印象に残る本となりました。
舞台は昭和。時代がかった設定ですが、
今じゃこういうシチュは成立しませんよね。
当時似たようなことがどこかであったのかしら?という
妄想の元でっちあげたのが本作。
こういう過去を舞台に取り上げること自体
オッサンの証明なのかも。
献身幼柑
(2016.5.1発行)
(B5・28P/収録作品
「天使に選ばれた日」)
販売終了
発想の根本は「超法規的な、絶大な権力を持つ
人の前では、違法も良識もなあなあのまま
崩されてしまうのかな?」という構想から。
一昔前の工場長の初夜権みたいなモンを、
現代に置き換えたらこうなんのかな?的な
軽いところからネタをくりました。
オチはなーんか往年の大衆少年ギャグ漫画のようで。
所詮は昭和生まれの脳みそ。
磁器甘柑
(2015.12.31発行)
(B5・68P/収録作品
「仲良き哉は…」「産地一頭買長期熟成コース」)
販売終了
サークル活動20周年本。
前半は二人、後半は一人のやられメカ。
7名のゲスト様に今回寄稿していただきまして
もうパチンコ屋の新装開店状態
(最近ああいう花輪見ないなぁ)。
前半は攻&受の娘が最終的に交互に
入れ替わる笑い飯状態。後半は
一人の娘をねちねちと食べていく展開。
表紙は久々に光沢紙。でもスミ刷り。
20周年記念と言いつつも
やってることはいつもと変わらないので。
謀計幼柑
(2015.10.12発行)
(B5・28P/収録作品
「しみゅれーしょんぱーく」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
もともとのネタは子供に見せる教育映画で
「知らない人について行くとこんな目に
あいますよ」という啓蒙映画ネタをやろうという
趣旨だったのですが、
過去「道草幼柑」でやってるし、どうしても
オチがモヤモヤしてしまうので、枠はそのままで、
公園に会社サボリに来た男の
妄想という形で再構成しました。
途中まで下書きは映画の劇中劇の体で
進んでいたので、何枚かはそれをそのまま使っています。
冬の作業が目前に迫ってるので、
あまり込み入った話にせず仕上げています。
横凌甘柑
(2015.8.16発行)
(B5・52P/収録作品
「後悔しない人のための想い出作成講座」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
2010年発行した「奪取甘柑」の
換骨堕胎的な漫画ですが、
前作が寝取りっぱだったのに対し、
こちらはお兄さん方が優しいので、最後に
想い相手同士に激しい交尾を
させてあげるという親切設計。責められるにつれ、
だんだん少女が大胆になっていく、と
いうのを描きたかったのですが、さあ、どこまでやって
いいのやら。淫乱痴態や淫語連発とかは嫌う人も
いらっしゃるので、勢いにまかせて突っ切ってもイカンなぁ、
と言うことでとりあえず今回のような形に。
昭和のエロ表現の再現も今回挑戦してみました。
けど結構手間がかかる上に難しい。
私らは当時コーフンしたモンですが、
平成生まれの人は昭和表現がどう見られるんでしょう?
気になるところではあります。
説伏甘柑
(2015.5.2発行)
(B5・36P/収録作品
「ディスカバリーのススメ」)
販売終了
元々のネタは硫○水○自殺を図ろうとした少女が
団地でそれをしてしまい、自分は助かったがお隣の
若夫婦の嫁さんが死んでしまい、残された旦那が
賠償として少女に肉奴隷化を要求、
陵辱地獄が始まる…というモノでした。
陰鬱な展開の上にページを食う上
読後の爽快感も無いという点からボツ。
そのネタの陰鬱さを削ぎ落とし、換骨堕胎の末
再構成したのがコチラ。メガネっ子は何時以来やら。
「メガネは外しちゃヤーよ」という意見を頂いたので、
今回激しいプレイ中でもメガネを外さないよう努力させました。
ズレるのは御容赦願いたいもので。
懸性甘柑
(2015.2.8発行)
(B5・24P/収録作品
「秘密のリトルカプセル」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
冬コミから一ヶ月後の新刊。昭和の駄菓子屋の当てモンを
舞台に老人とぷにで一席設けました、
的なネタ。今回今まで書いてた頬の紅潮線を止めて、
ブラシ処理のトーンで表現。何か物足りないように思えるのは
一回掛けだからかな?モワレさえ起らない
なら多重掛けしたいけど。キャラは魔導のときのジジィと、
挿難のときの娘によくみりゃ似てるというかまんま。
ガチャガチャ自販機は世代人には懐かしい
寛平の●トル●ロコロがモチーフ。解った人だけでいい。
行摺甘柑
(2014.12.30発行)
(B5・52P/収録作品
「夜の訪問者」「どらっぐ&どろっぷ」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
昭和と平成の時代を各々題材に取った二本立。
昭和編のイメージソースになったのは東映ポルノの一編。
あんまり政治的な背景は物語が陳腐になるから
入れたくなかったのですが、オチがオチだから入れざるを
得なくなったのが残念。昭和編は背景にやたら
時間かかってしまって。特に昭和のポラロイドカメラの
資料って殆ど無くて困りました。
平成編はうって変わってなんと能天気な話か。
両者とも当時の風潮というか、その時代の犯罪が
ネタになってるのですが、ネタ比較してみると
昭和が重かったのか、平成が軽いのか、
判断の難しいトコロです。
眠罠甘柑
(2014.10.26発行)
(B5・28P/収録作品
「催眠ワールド・実践と顛末」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
作業直前にパソコンが死亡という予想外の
ハプニングもあり、実製作時間を
大幅に削られてしまいまして、結果薄い本に
なってしまったのが悔やまれます。
催眠術ネタは過去では「誤変換柑」などでやりましたが、
女の子に術かけてエッチな事するのは
ありきたりなんで、逆にヤローのほうにかけてみよう、
という事に。結果こんな具合にし仕上がって
しまいました。オチはコントですが。
追跡甘柑
(2014.8.17発行)
(B5・52P/収録作品
「怪人紅マントの挑戦」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
当初予定していた長編ストーリー物が
イマイチH度に欠ける&
100ページを超えるという双方の理由から
ボツになり、代打として出てきたのがコレ。
30ページ程度のコンテをH方面にああだこうだと
横に引っ張り縦に引っ張りしていくうちに
50ページ超え。
詰めるのは苦手ですが伸ばすのは慣れたもので。
たまにはこういうバカバカしいのもいいかと
思ったのですが、どうなんでしょうね?
今回始めてカラー表紙にしてみたのですが、
うちにはカラー作成環境が整って
いないのでえらい苦労しました。毎回は無理ですが
機会があれば定期的にやってみたいなと。
療辱幼柑
(2014.4.29発行)
(B5・40P/収録作品
「叔父さんはガンバルMAN」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
2001年に発行した「青金柑」をベースに
設定やキャラを一新。
意図的に「青金柑」と同様のアングルのカットが
使われているのはそのためですが、
仕上がりや話は相当違うモノになってます。
今回多重合成のカットや十六分割コマなど実験的な
ページが多く、従来以上に作業時間が
かかりました。作業中に仕事で怪我するなどの
トラブルがあり、いろいろ大変だった漫画です。
恥凌甘柑
(2014.2.2発行)
(B5・24P/収録作品
「愛猫ポイントキャンペーン」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
毎度の事ながら冬コミから2月イベントって
インターバル無さ過ぎ。
それでもなんとか出せました。
実質三週間しか無かったので24Pという非常に薄い
本になってしまいましたがご容赦を。
内容は忠犬甘柑同様、動物に関わったがために
エライ目にあわされる少女の悲喜劇と
いった内容ですが、忠犬のようなギャグっぽい
描写は控えめになってます。
双饗甘柑
(2013.12.31発行)
(B5・56P/収録作品
「ブラウン管の君に」
「弟子と師匠のまん●道」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
久しぶりの二本立というと聞こえはいいのですが
実は11月の新刊がスケジュール的に
不可能だったので、11月合わせで描いていた短編を
増補した上で、12月用の漫画とカップリングで
発行したものです。作業時間的にある程度余裕を持とうと
45日程度を準備していたにも関わらず、
折からの修正強化で三度も再修正を行なう結果となり、
大幅に作業期間がずれ込んでしまいました。
今後の修正描写に再考を余儀なくされる結果となり、
どのような形で今後修正を行なうか、頭の痛いところです。
忠犬甘柑
(2013.10.6発行)
(B5・36P/収録作品
「駄犬忠犬大邁進!」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
犬のキャラ作った時点で
なんとなく大筋が決まってしまった漫画。
少女が陵辱される呼び水とオチ役を
一手に引き受けさせました。当初少女は
もう少し幼い感じで考えてましたが、
行為にいたる経緯をスムーズにしたかったので
この位の年頃に。
変貌後の犬を描写するためにだけ
高橋よしひろ先生の単行本を数冊購入し
参考にしました。犬と言えば高橋先生。
あと、この本、委託書店分の販売が
連絡ミスもあって相当遅れてしまいました。
重ねてお詫びいたします。
誘遊甘柑
(2013.8.11発行)
(B5・48P/収録作品
「ある夏、あの日のあの時の話」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
本作は厳密に言えば2005年に発行した
「帰郷幼柑」のリメイクとも言うべき内容。
故に舞台背景や基本的スタンスは近いものがありますが、
女の子の年齢や性格が全く異なるので
言われなければ解らないかも知れません。
当初の予定としては好きな相手
同士だけではなく、見本を見せるという呈で
兄貴との実戦も展開として用意されていたの
ですが、時間が無く断念。
物静かな女の子がじわじわ開花していく様を
ねっとり描きたかったのですが、40Pという
こともあって意外に促成栽培になってしまったかも?
挿難甘柑
(2013.6.9発行)
(B5・24P/収録作品
「雪山における少女の人道的見地からの蘇生」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
とにかく準備期間が一ケ月無かったので速攻で
描けるネタは…という観点から
捻り出たのがコチラ。ストックネタの一つでしたが、
短いので何かと併録という形でしか
使えないなぁと思い今日まで埋もれていたのを
引っ張り出しました。故に夏発行なのに
雪山の話。真夏のプロ野球の雨傘番組に
スキー場からの録画中継バラエティ見せられてるような
違和感がありますが、漫画の中の時間は
リアルタイムに忠実で無くてもいいか、と思いまして。
やってることは基本的にいつもと
変わらないのですが、
ああ、オチが昭和だなぁと。
土篤恒柑
(2013.4.28発行)
(B5・44P/収録作品
「とある少女の400日」)
販売終了
ストックホルム症候群をネタにやってみた一冊。
土篤恒というのはストックホルムを漢字で
表すとこう書くらしいので。なんでこんな字なのか解りませんが。
内容はひたすら長い時間かけて少女を調教していく
うちに少女のほうが共感意識持ち始めて…
という、まあそんな内容。
表紙は当初別のものだったんですが、
入稿後やはり気になって新たに作り直し。
表紙の一枚絵って毎回難儀しています。
回想幼柑
(2013.2.11発行)
(B5・28P/収録作品
「キミが天使だった頃の話をしよう」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
今回は表紙が久々に単色刷り。
理由は今まで使ってた印刷所のセットがリニュで
現行セットでは二色刷りが出来なくなった為。
実に「望郷幼柑(2004.10)」以来10年ぶりの
単色刷りとなりました。つーか、オリジナルだけでもう十年以上
やってるんだなとしみじみ。
所要作業時間が約3週間ということもあり、
漫画20枚とやや薄口。ただ内容は妙にねちっこい。
田舎に帰郷した姉の娘を弟の叔父がイタズラするという
シチュは悪戯幼柑でもやりましたが、今回もそれに
準拠する内容、やっぱおかっぱ好きです。
計略丼柑
(2012.12.31発行)
(B5・60P/収録作品
「240分2本勝負」)
販売終了
ネタ出しが遅れ、作業に入ったのが11月上旬の
終わりと言う事もあり、かなりタイトなスケジュールの中
出来上がった代物。4週間で60Pなんてよく描けたもので。
おかげで最後の2日ほどは久々の徹夜。
内容は計画停電に乗じて対象地域に住む姉妹を
おどり食いしまくるという身も蓋も無い
あからさまなモノで。弛緩剤で緩んだ子宮内にまで挿入しちゃうと
いうネタは以前からやりたかったので
今回やってみました。絵にするのが難しいですね。
悪戯幼柑
(2012.10.28発行)
(B5・32P/収録作品
「6000秒の至福」)
販売終了
「懐時改柑シリーズ」を描き終っての反動か、
あきれるくらいストレートな
モノが描きたくなったので。
タイトルといい表紙といい露骨な。
徹頭徹尾いたいけな子に
薬盛ってわいせつな悪戯をし続けるだけのシロモノで、
これだけで内容は語りつくせたかと。
懐時結柑
(2012.8.12発行)
(B5・60P/収録作品
「第二章〜野望と顛末〜」)
在庫希少(委託書店では期間限定で取寄販売中)
先の「懐時改柑」の続編で完結編。
えっ?もう終わり?という意見も
ありましたが、もともと長く続ける
予定ではなかったので。
旧作の「懐時甘柑シリーズ」
とはかなり毛色の違うモノになったとは
思いますが、如何だったでしょう?
タイムパラドックスの矛盾に
ついては挙げ連ねだすとキリがないので
ツッコミはご容赦を。
漂時惨柑
(2012.5.20発行)
(B5・40P/収録作品
「1974年4月」)
販売終了
ちょっとネタが浮かんだので望まれてもいないのに
シリーズ第三弾。
というか、もとをただせば懐時の素案だった没ネタを
換骨堕胎してリメイクした格好なんですが。
1974年当時は企業爆破テロとかあった
物騒な時代(今も変わらん?)だったから
このあたりに設定しようと。
作中にも描いたけど動画サイトで昔のニュースとか
結構見れるんですよね。あれはあれで
アーカイヴとしても使えて便利だわ。
前髪ぱっつん吊り目は描いてて楽しかったけど。
酔媚幼柑
(2012.4.30発行)
(B5・28P/収録作品
「介抱戦々異常あり」)
販売終了
もともと2本立ての一本として考えてた
短編でしたが結局単品として製作、
結果薄い本になってしまったのが心残り。
中身は余りにも無内容なんで、
どうしたものかと苦慮しましたが、
下手に飾りつけしても意味が無いので、
見事なくらいのヤルだけ漫画に
なってしまいました。
同時進行で製作していた漂時惨が
入り組んだ内容だったから、
ある意味対照的ではありますが。
懐時改柑
(2011.12.31発行)
(B5・68P/収録作品
「第一章〜再起と謀略」)
販売終了
2003年発行の「懐時シリーズ」の全面リニューアル。
前作に比べて男の過去における
人生奪還を主軸に構成して、その過程で
栄光と破滅が描ければ、というのが
基本理念にあるので、旧作と比較しても
毛色の異なる展開になっています。
女の子のほうも勝気でなかなか折れない子として描写。
こういう勝気な子を時間をかけて折っていくのも愉しみと
して描写するのもまたいいのかな、と。
実に2年ぶりのストーリーもの。願わくば続きを
描きたいのですが、反応が気になるところ。
漂時続柑
(2011.10.23発行)
(B5・36P/収録作品
「1993年11月」)
販売終了
何の前触れもなしにまさかの続編。
とはいえ、実質前作と同じなのは博士と犬のみで、
別に前作無しでも普通に読めます。
性悪のいじめっ娘ということで
どうして料理しようかと迷った挙句、
尻叩きや洗濯ばさみといったややもすると
ちょいフェチな方向に。
女の子の髪型は半分ザンギリ半分おかっぱという
変則的なものになってますが、当初ツインテールに
したかったのを下書きの時点で変えたため。
何故ツインテールを却下したのかは、
続く冬の本に原因がありまして…。
オチはタイムパラドックス的に無茶がありますが、
オチ的にはこれでいいかな、と。
狩凌甘柑
(2011.8.14発行)
(B5・72P/収録作品
「ショッピングモールにて」「衣替えの季節にて」)
販売終了
右手の活動限界が従来の半分程度になってしまったもので
ぷにケット用の新刊が間に合わず、
結果として夏に発行。その結果図らずも二本立てと相成りました。
途中通院&安静治療を幾度となく繰り返したので
原稿の合間合間が結構空いてしまい、
その結果繋がりのおかしなページがいくつか出てしまいました。
コンテはちゃんと切ってるのですが、描きだすと
アドリブをちょこちょこ加えるのが、今回は悪い形に出てしまった感じです。
あと、印刷されないと解らない効果というのが今回結構あって。
とくに効果線。思ったほど効果線と線画がシンクロしてない。
ちょっと今後は考え物です。
女の子の「らむねちゃん」という名前は妙に気に入ってます。
寝蝕幼柑
(2011.5.1発行)
(B5・32P/収録作品
「真夜中の診入者」)
販売終了
この作業中に右手が壊れてしまって、現在に至っております。
そのあおりで薄くなったうえに
倍ほど作業時間とられてしまって…
内容は「診察幼柑」のキャラを再度違う舞台で書き直した
仕切り直しというか、アレンジバージョンな内容。
おかっぱ好きだなぁ。基本女の子はずっと
眠りっぱなしなんで台詞は基本変態の慟哭のみという
いやはやなモノに仕上がっておりますが。
漂時甘柑
(2011.2.6発行)
(B5・36P/収録作品
「1981年2月」)
販売終了
2011年一発目。デジタル作業二本目ということで
ちょっとは慣れるかと思いきや、慣れません。
15年染み付いたトーンナイフの手くせはそうそう抜けませんね。
タイムスリップネタということで「懐時」とかぶりそうなシチュなんですが、
さほどカブらなかったのは幸いです。
エンガチョというのは関東方面の言葉でしょうかね。
うちの地元では「バリヤー」言うてました。近代語だなー。
ラストは…ひょっとしたらうちの描く娘で一番悲惨な末路かも知れないなぁ。
水晶甘柑
(2010.12.31発行)
(B5・88P/収録作品
「めざせ!一番星」
「おにんぎょさんごっこ顛末記」)
販売終了
MULTIVITAMIN活動十五周年記念発行本。
ということで今回は二本立て。初のベタ以降の作業を完全にデジタル化しました、
とはいえまだ不慣れな点が多く従来比1.5倍の
時間を食うハメになり、当初の〆切に間に合いませんで…。
削りやグラデの濃淡など
不満の残る点は今後の課題になりそうですが、
もう文具屋からトーン売り場が消滅してる以上、
デジタルにトーンは任せざるを得ないのかな。
漫画自体は基本シンプルで、特に深読み、考えオチの
ものはありません。
おめコメとして多くの作家さんにイラストを寄贈していただき、
感謝の極みです。
舞妹甘柑
(2010.10.24発行)
(B5・36P/収録作品
「家族の条件適性検査」)
販売終了
一部ですがデジタルを使用した最初の本。
けど八割はアナログ。まだまだ慣れていないので
時間を食っただけで終わってしまいました。
表紙&一部背景&トーンに使った程度。
やっぱり液晶タブレット無いと無理かなぁとか思ってみたり。
内容はそんな凝ったものでもなく
あっさりな感じでちょっと「許婚」シリーズの
尻尾のこったような感じの本ですね。
もっともこっちはあっさり
30ページほどでカタついちゃいましたが。
奪取甘柑
(2010.8.15発行)
(B5・64P/収録作品
「電撃!上陸占領作戦」)
販売終了
寝取られ系というのは初めてかもしれません。
っぽいのは過去有ったように思いますが。
今回は漫画56ページの8割以上が
凌辱方面に注がれている次第。
当初の予定ではもうちょっと頁あったものが
〆切に間に合わないということで刈り込んだ
結果が今回の本の内容。
ラストが続く、っぽくなっているのはそのせいです。
でもこのあと続いてもろくなことにならなさそう。
アナログの原稿はコレが最後になるのかな?
徒然甘柑
(2010.6.27発行)
(B5・40P/収録作品
「帰宅途中で拾った何か」)
販売終了
キャラがなかなか決らずに苦心しました。
病欠状態で1ヶ月半も休養していたもので、
復帰したときには〆切ギリギリ状態。
背景や小物、車とかをバンク多用
することになりました。オチも投げっぱだし…。
にしてもこういう都合のいい展開は
漫画ならでわなんで、馬鹿馬鹿しくて
深刻さが消えて良いとは思うのですが。
策略甘柑
(2010.4.29発行)
(B5・32P/収録作品
「必殺隠し球マル秘作戦」)
販売終了
製作中に指を痛めてしまい、発行が危ぶまれましたが
何とか間に合いました。いささか年齢がちょい上がった
(誤変換の子とおない歳かな?)ので先の2冊とは
若干違うのですが、まあオチや終盤があんなノリなので…
しけべ漫画でオチにドカチャガを使うのは個人的
にはヤなんですが、25ページでまとめるのに文字通り「オトす」のには
有益だったのかなと。次回はもっと余韻がほしいです。
奉仕幼柑
(2010.4.11発行)
(B5・32P/収録作品
「心とからだのすきんしっぷ」)
販売終了
立て続けの幼柑。今回は近未来に
こういう課外授業が行なわれたら?と
いう呈でやってみました。体調崩したこともあって時間が無くなり、
結果薄い本になってしまいました。
リテイクも一杯出たし。
裏話を申しますと、本編の一部は、
総集編「操時総柑」用に
書き下ろしたもののページ数上限の関係(160ページが限界だった)で
泣く泣く没にした未使用ページを
一部差し替えで再利用してたりします。
やっと供養出来ましたと言ったところでしょうか。
故に女の子のキャラは操時の鈴音ちゃんと
瓜二つになってたりするのですが。
妄想幼柑
(2010.2.7発行)
(B5・44P/収録作品
「必殺!三位一体攻撃」)
販売終了
1年ぶりの幼柑。なにげに高年齢が続いてましたモンで
久しぶりにアクロバティックなのがやれました。
オチがアレなのはアクロバティックすぎて現実には
不可能なプレイが後半あるから。
カイザーインしないと表現不可能だったもので(笑)。
今回の娘はツインテールというより
おさげくくりっぽいやられメカですね。
登場してる3人のハングマンは過去のキャラデザインを
一部挿げ替えて流用。
なにげに私の描くヤローキャラはしゃくれが多いですね。
臥薪完柑
(2009.12.31発行)
(B5・52P/収録作品
「前略・極東の島から」)
販売終了
1年続いたこのシリーズも
ようやく完結。オチをどう考えたものか
悩みましたが、ハッピーでもアンハッピーでも取れるような
玉虫色の決着と相成りました。っていうか、
もろ「戦いはこれからだ〜!●●先生の
次回作にご期待下さい」のノリではありますが
打ち切ったというより、引っ張りすぎたと
思っています。「成長するやられメカ」という
今までに無いものを描けたのは楽しかったかな。
寄合総柑
(2009.12.31発行)
(B5・112P/収録作品
「法事の記憶(改訂版)」
「奈々ちゃん、あぶないよ」
「日当5分3万円〜職場・電車」)
販売終了
総集編10冊目。
2008年のもの二本と
2001年のもの一本という
タイムラグめいっぱい開いた収録内容になってます。
流石に2001年のものは今見ると
きついものがあるので今回若干手を入れてはいます。
頭身・輪郭の調整とか。
昔のほうがねちっこいものを描いていたんだなぁと
ちと現状を反省。がんばろう。
誤変換柑
(2009.9.27発行)
(B5・32P/収録作品
「変姦電脳ファイル」)
販売終了
電脳魔法モノとして考えたネタ。
通常のファイルを不思議な特殊音波に
変換する謎のエンコーダを手に入れた男が
それを使っていろんな女の子にあんなことや
こんなことを…そんな具合に思いついたときは
いろいろ拡がるかなと考えたんですが
今回はページ数もあってストレートなネタに。
っていうか、これだと只の催眠モノだわ。
次回やるならもうちょっと幅拡げて仕込み入れたいかも。
臥薪続柑
(2009.8.16発行)
(B5・68P/収録作品
「前略・極東の島にて」)
販売終了
思わず三部作になってしまって頭抱えてます。
毎度毎度の事ながらまとめるのヘタ子ちゃんで。
三部作の二作目という事もあって必然的に
話を進める必要に迫られてしまい、結果
しけべは濃度的にやや薄い?一応前半と
後半に用意しましたが。後半はおそらく
初めてのおレズ描写?いかんせんおレズはどこが
ゴールか解んないんで…。ションベンしかぶらせてとりあえず
まとめてみましたが(下品な)。けどこれ、最終作まで
ついて来てくれるんでしょうか?心配です。
操時総柑
(2009.8.16発行)
(B5・160P/収録作品
第一章「発端」
第二章「応用」
第三章「展開」
第四章「顛末」)
販売終了
過去最厚の本になりました。
こんな分厚い本、通常じゃあはっきり言って大赤字ですが、
割引をフルに使ってなんとか原価ギリに持ってきた次第。
新規の書下ろしも当初は予定していて、下書きまでは
完成していたのですが、ページ数と〆切との兼ね合いであえなく頓挫。
原稿は書き損じ箇所の修正程度しか出来ませんでした。
一応、解説漫画が新規書きおろしといえばそうなるんですが。
感謀甘柑
(2009.5.31発行)
(B5・28P/収録作品
「留守番娘実食マル秘作戦」)
販売終了
時期的に新型インフルエンザパニックに
なぞらえて、いつものネタを組み合わせたら
出来上がりました的な本。
内容は漫画21ページという事もあって
正直大した内容じゃございません。
オチは当初ドリフみたいなドカチャガを
考えてましたが、ギャグオチは成人向では敬遠されますしね。
結果折衷案のようなモノに落ち着きましたが
やや中途半端かなぁ。
魔導幼柑
(2009.4.26発行)
(B5・36P/収録作品
「いつか見た魔法使い」)
販売終了
テーマは「魔女っ子もの第一話、一歩間違えば?」
という体裁のもの。
まあ、内容はいつものタチの悪いメルヘンに
変わりは無いものの、前作同様
限定された空間と2人だけのやりとりという
こじんまり空間のしけべに徹したかたち。
オチは通常のものに加え、
遊びでもう一つ付け足してみました。
「お前ホンマモンやったんか!」という
ノリですな。爺さんは目を一切出さない
記号キャラにしました。しけべ漫画で
老人出すと拒否反応示す方が多いと
聞いたので。
診察幼柑
(2009.2.15発行)
(B5・40P/収録作品
「水曜午後の精密検査」)
販売終了
理屈抜きでしけべを目指そうと選んだ題材は
お医者さんゴッコ。リアル鬼○っこというのが昨年巷で話題になった時に
タイトルだけ聞いて「リアルお医者さんごっこ」と下世話な発想し、
そこから発生したのが今回のネタ。
殆ど全編ソレばっか。クスコやスコープもこの漫画のために
資料集めて描きました。
考えたらお医者さんゴッコネタって初めてかも。
臥薪甘柑
(2008.12.30発行)
(B5・60P/収録作品
「前略 極東の島より」)
販売終了
金紺柑紺の「episode金」を5年越しでリメイク。
冒頭部分のみ同様の出だしで、以降は別物。
展開上しけべがブツ切りになってしまったのですが
こういうのって手綱締めないと
物語に比重が傾きがちになるという
悪弊があるので気をつけないと。
結局まとめきれずに続いてしまいましたが
続きどうしましょうか。
鉢合幼柑
(2008.12.30発行)
(B5・108P/収録作品
「妹という名の玩具」
「湯煙温泉はだか天国?」
「午前0時の健康ランド」
「episode紺」)
販売終了
総集編8冊目。
「金紺柑紺(前回未収録分)」
「貪妹幼柑」「露天幼柑」「湯煙幼柑」を
一冊に凝縮。全体的にストライクゾーン低めの
作品集になりました。
怒られないように願いたいもので。
恥感甘柑
(2008.10.5発行)
(B5・44P/収録作品
「日当5分3万円〜職場・電車」)
販売終了
痴漢冤罪騒動をヒントに作ったネタ。
ミイラ取りがミイラになるというのは
お定まりですが、ミイラにされるのに
ハ●グマンはないでしょう(苦笑)。
巻き添え食った刈上げ眼鏡のほうが
キャラ的にはお気に入り。
表紙もこっちの子になってるしね。
登場する小池というキャラは
セリフ回しで「ん」「っ」という字を
意図的に全部カタカナに変換してます。
だって「小池」ですから、この位はやっとかないと。
…にしてもアクの強いセリフ回しだわ。
弄姉甘柑
(2008.8.17発行)
(B5・44P/収録作品
「ぼくとねーさんのなつやすみ」)
販売終了
6月に本出した影響もあって
いつもより3割ほど薄い本になってしまいました。
今年に入ってもう5冊目ですからペースが異常ですね。
今回の本は予定では60ページ前後を
予定してたのですが、締め切りに間に合いそうも無かったので
後半がダイジェスト風になってしまっているのが
心残りです。個人的にねっちょり攻めたいタチなので。
内容は4年前の「望郷幼柑」のリメイクっぽい感じですね。
取合総柑
(2008.8.17発行)
(B5・116P/収録作品
「はっちゃき娘覚醒遊戯」
「検査柑」
「山小屋課外授業宙級編」)
販売終了
2005〜2007年に発行した
「御侠甘柑」「暗中模柑」「遭宙甘柑」をひとまとめ。
暗中〜は発行部数が絵柄実験という意味合いもあったので
極端に少なかった為、初めての方も多いかも。
内容的にはバラエティにとんだというか、
結構よろずな感じになってしまいましたね。
表紙の井坂さんが眼鏡かけてるのは単なるノリというやつで。
道草幼柑
(2008.6.15発行)
(B5・36P/収録作品
「奈々ちゃん、あぶないよ」)
販売終了
突貫工事で出来ました6月の新刊。
ノリは「昔懐かしい教育映画風しけべ漫画」。
28ページというページ数なので相当はしょってますね。
元々は去年秋に下書き10ページ分だけ完成して、結局中断したまま
放置された誘拐ネタの漫画がありまして、
今回はその原稿を改訂しつつ流用して、新たに新規作成した
原稿を混ぜ合わせて作ったシロモノ。
髪型は最初の没原のときはオカッパロングだったのですが、
三つ編みに変更。理由は中盤で髪をちょん切る演出をしたかったので。
男キャラはうちの漫画で過去使った悪モン軍団を再利用。
映画版の仮面●イダーみたいね(苦笑)。
蹂躙完柑
(2008.4.27発行)
(B5・40P/収録作品
「委員長攻略上陸作戦その2」)
販売終了
風邪の結果1冊にまとめることが適わずに
1週間ズレで後編発行という今までに無い
異常事態になりましたが、
考えたら初の週刊発行ですね。
なんかカッコイイ…のかな?
後半は全編ソレばっかなんで
バランス悪いかなぁ。成人向だから
いいのかも知れませんが。
体調と時間の都合で2割ほど当初の
予定をはしょったのが心残り。
蹂躙甘柑
(2008.4.20発行)
(B5・32P/収録作品
「委員長攻略上陸作戦その1」)
販売終了
いいんちょ攻略本といいつつ、
実は大して狡猾な作戦も仕掛けておらず。
そのへん細かく描写すると頁食っちゃうので。
強いは強いけど堕ちるのは簡単だったなぁ。
食い足りないけど頁の兼ね合い上仕方ないのかなぁ。
冒頭の格闘シーンは当初はもう少し
長かったんですが、何の漫画か解らなくなるので
大幅にカットしました。年齢はウチの描く娘の中では
一番年上ですね。
貪妹幼柑
(2008.2.10発行)
(B5・32P/収録作品
「妹という名の玩具」)
販売終了
作業中にインフルエンザにかかるという
アクシデントもありましたが、何とか薄いながらも発行。
内容は捨てられた兄と妹のドロドロした怨恨モノなんで
あんましハッピーじゃない展開ですね。
炉梨モノは基本暗いと言われてますが
地で行ってるなという感じの内容ですね。
当然こいつも続きません。
虜炉甘柑
(2007.12.31発行)
(B5・68P/収録作品
「籠鳥の館」)
販売終了
続き物になりそうな雰囲気を出しておいて
実は続かないというコンセプトで描いた本。
道中を面白がろうというノリです。
随所にそれとなくちりばめた複線や
意味ありげなセリフも基本はハッタリのような
ものです。風呂敷拡げて、どこで
放り出すかを見計らう漫画、と
言ったらいいのでしょうか。
女の子の苗字の「鏑木」って、「愛娘甘柑」でも
使ってますね。すっかり忘れてた。
盛合幼柑
(2007.12.31発行)
(B5・128P/収録作品
「塗って塗られて大介抱」
「episode金」
「年の初めの試しとて。」
「明日はきっと。」)
販売終了
総集編第六号目。発行理由は冬コミに際して
手持ちの在庫が心もとなかったというのがあって。
新刊に時間食われてたこともありまして
加筆修正は殆ど御座いません。
エピソードの終わりに後日談を表す
イラストが各々1枚ある程度。
4本というのはかなり詰め込みすぎですね。
比較的最近のものから4年以上前のものまで
バラエティに富んでる…のかな?
露天幼柑
(2007.10.8発行)
(B5・32P/収録作品
「湯煙温泉はだか天国?」)
販売終了
「操時」シリーズ終了後なので、
というわけでもないのですが
かんなり薄い本になってしまって。
夏から秋までのイベント期間が
7週間しか開いてなかったというのも
ありまして。結構お気楽なタッチ。
やることはやってるんですが。
ガキの時分に行った某温泉がかなりエロってたので
そこを参考に描写させていただきました。
今は流石にもうないでしょうね。
温泉がエロが売りだったのは昭和の御世のお話。
操時完柑
(2007.8.19発行)
(B5・100P/収録作品
第二章「応用」
第三章「展開」
第四章「顛末」)
販売終了
「操時」シリーズ完結編。
中途で切れない展開になったため、
新刊としては過去最長の100ページに
膨れ上がってしまいました。
ページが膨大なものになった弊害として
随所にクオリティに難が出てしまって。
やり直せる機会があれば手を入れたいですね。
オチは果してあんなんでよかったのか否か。
暫く続き物はやめときたいと
思う今日この頃。
折からの規制の余波を受けて
入稿後に修正部分をめぐってトラぶったり、
この本に関してはいろいろ梃子摺りました。
週末総柑
(2007.6.10発行)
(B5・120P/収録作品
「アイするキミに」
「御気分如何?」
「がんばれ委員長(ズタボロ風味)」)
販売終了
2004年発行の「眼鏡甘柑」、
2005年発行の「授業惨柑」の前半、
2006年発行の「愛娘甘柑」を新規描き下ろしを
加えて、懐かしの伝説のワイドショーの
フォーマットにのせて再構成。
30代以下の方には元ネタ解らないかも。まあ、
解らなくとも読める構成にはしておりますが。
御侠甘柑
(2007.4.22発行)
(B5・40P/収録作品
「はっちゃき娘覚醒遊戯」)
販売終了
男の子みたいな女の子を
いろいろなんやかんやで開発しちゃいましょ、
ってな感じで32頁描いた漫画。
乳首千回弄りのネタは「ガキの使い」見て、ついつい。
千回もこねくり回してたら乳首もげないかな?
キャラを今改めてみると、髪とかもっと
大沢●美みたく刈り上げても良かったかも。
以外と早くオチちゃったので調教モノとしては
塩ラーメンみたくあっさり風味。
ラスト近くで少年が持ってる「少年バカジン」は、
原案のモノを忠実に再現させて頂きました…って、
誰が気づくんでしょね。そんなコアなネタ。
混沌幼柑
(2007.2.11発行)
(B5・40P/収録作品
「年の初めの試しとて。」)
販売終了
予定では全然別の純然たる単独オリジナルを
発行予定でしたが、どういうわけか秋発行の
「介抱幼柑」の後日談を描く事に。
とりたてて評判がよかった訳でも無いのですが。
製作期間が1ヶ月無かったという時間的制約から
ありものの続編ならキャラを設計しなくても済むし
背景とかもバンクで切りぬけれるという打算故の賜物。
内容は「介抱〜」を読んでなくても
単独オリジナルとして読める単純明快な
モノにしていますが。
今回は使用したトーンが薄めなので
印刷に出てくれるか心配至極。
操時甘柑
(2006.12.31発行)
(B5・68P/収録作品
「第一章 発端」)
販売終了
続き物にする予定なかったのに
ズルズルと止めど無く。
ジジィのションベンじゃあるまいに
ダラダラ引っ張りたくないものですが。
今回は少女が章によってとっかえひっかえに
なるもんで、特定のヒロインに固定しないスタイルを
取っていますが,悪いクセ。
また見切り発車しちゃった。オチなぞどこかに
置いてきたかのようなやりたい放題。まあ、昔
そこらへんに転がってるような中学漫研の課題漫画の
ように「誰もが一度はひらめいてるネタ」…。
背景がシンプルな設定故にどこまで
そっち方面で没頭できるかと思ったのですが。
また連続モノ。いやだわぁ。とっととカタつけたい。
許婚総柑
(2006.12.31発行)
(B5・108P/収録作品
「第一章・言えないよ、お姉ちゃん…。」
「第二章・教えてよ、お姉ちゃん…。」
「最終章・ごめんね、お姉ちゃん…。」)
販売終了
許婚シリーズ三部作の総集編。
時間を新刊にみんな食われて書き下ろし一切なし。
個人的には付けたしたい
シーンとかあったのですが、
せいぜい第一部のキャラの輪郭を
ちょいと修正するのが関の山。
総集編はこれで4冊目になりますか。
介抱幼柑
(2006.10.1発行)
(B5・36P/収録作品
「塗って塗られて大介抱」)
販売終了
夏のネタなのに秋発行。
本来の予定だったネタが余りに膨大な頁数だったので
冬に繰越になりまして、代打策。
イタズラ出来るシチュにして、その上で
どう展開しようかという感じの内容です。
ツインテールはおひさしな感じ。
案の定ラストは髪を解いてるし。
ネタは「春夏甘柑」+「青金柑」といったところ。
遭宙甘柑
(2006.8.13発行)
(B5・60P/収録作品
「山小屋課外授業宙級編」)
販売終了
夏コミ合わせと言う事でテーマは林間学校モノ。
初期設定では主役の少女は極度の潔癖症で
耐えずエタノールスプレーを持ち歩いているという
キャラの予定でした。そんな子に
あんなコトやこんなコトをさせるのが
狙いだったのですが、描いているうちに
勝気なツンデレ娘になってしまって。
こういうのはコンテさえしっかりしてれば
起こらないことですね。
愛娘〜で線が擦れてたのが気になって、
今回印刷に出る線、としてあえて太く書いたのですが
印刷上がったのみるとああ、太いわ。
線は消えないけどこれじゃあ、と、落胆。他にも
台割り失敗して無意味な前書き見開きあるし、
中表紙に文字のツブレあるしで、
結構疵だらけな恰好になってしまって
ちょい悔しい部分もありますが、全般的には
最初のキャラのカラミがコミックに描けて
面白かったなぁ、と。
これ以降、●●●中毒になった少年が
少女に執拗にナニを求め、少女は必死に逃げまわる
という続編描いても面白そうですね。
如何でしょう?
湯煙幼柑
(2006.6.11発行)
(B5・32P/収録作品
「午前0時の健康ランド」
「御主人様の憂鬱」)
販売終了
夏コミ前の前哨戦的な本。
2本立ですが後者のはギャグの短編といった感じ。
前者の漫画は読んだ方から
「ネタが生々しい、実話が元か?」という
エライ勘繰りをされてしまいました。
実話ならお縄でしょ。しかし睡眠ネタがスキね。
今回のはのぼせた子を介抱していたのが
ついやりすぎて、気が付けば、的なネタですので、
小難しいシチュは省いて速攻一点突破な感じ。
「御主人様〜」元ネタ解った人は
古いアダルトアニメの体験者かマニアかと。
愛娘甘柑
(2006.4.23発行)
(B5・40P/収録作品
「アイするキミに」)
販売終了
久々の単独オリジナル。
今回は本文33ページの大半を限定空間に2人だけという
せんまいせんまい状況で粘着質なしけべを
やってみたという感じ。ネタが近親姦モノだから
粘着質かつ生臭いものになりやすいのを
どの辺まで持っていくかで結構思考錯誤。
言葉プレイが多いのもそのせいかも。生っぽさが
欲しかったもので。効果は多少なりとも出たかしら?
オチをギャグっぽくしたのはちょっとストレートにいくと
後味の悪さばっかり残る結果になりそうだったので。
しけべにギャグは邪魔になる例が多いので、
こういうオチはあまり好みでは無いのですが。
詰合幼柑
(2006.3.5発行)
(B5・112P/収録作品
「知恵ちゃんの場合」{「みんな仲良く夏休み」}
「早苗ちゃんの場合」{「秋の夜長の…」}
「皐月ちゃんの場合」{「episode夏」})
販売終了
過去発行してきたオリジナルの中でも
「幼柑」シリーズのみをまとめた総集編。
今回はあえて3つの独立した漫画を
1つの世界観にまとめることとし、そのため
巻頭と巻末に描きおろしを行いました。
本編は修正とコマの差し替えを除けば
基本的に初版と同様で、新たな増頁は行っていません。
一番古い「春夏甘柑」から抜粋した皐月ちゃん編は
相当数のコマを差し替えてますが、やりだすとそれこそ
全編リテイクになりかねないので、
ある程度のところで処理を止めています。
許婚完柑
(2006.1.29発行)
(B5・40P/収録作品
「最終章・ごめんね、お姉ちゃん…。」)
販売終了
許婚シリーズ完結編。
本来四月に発行を予定していたものが
「授業〜」の在庫切れで販売物が枯渇したので
急遽繰り上げで発行したもの。
製作時間が1ヶ月無かった為、かなり苦しいことに。
一応一定水準を保つ様に努力はしましたが。
この三シリーズはそれぞれ異なる理由で
時間が足りなくて、クオリティ的には
残念なシリーズだったように思います。
最終巻にあたる本作品では、せめて最後くらいは、
と、思っていたのですが、どうだったでしょうか?
こぼれ話。いろんな設定ミスがございまして。
第1章で「結婚式は教会でやる」っつといて
ホテルでやってるし、(ラスト強引に教会を描いたのは
ホテル内の教会という苦しい設定にした為。)
男の髪型も替わっちゃってるしね。時間のせいで
細かい設定なんか吹っ飛んじゃった。ううう…。
授業惨柑
(2005.12.30発行)
(B5・80P/収録作品
「第1部・御気分如何?」
「第2部・明日はきっと。」)
販売終了
MULTIVITAMIN活動10周年記念本。
過去最高のページ数の新刊になりました。
あまりにページが多いので2冊に分けたほうが
楽だったのですが、10周年記念という事で
赤字覚悟の大盤振る舞いやっちゃいました。
作業時間も過去最長を更新しましたしね。
本のタイトルは学校でエライ目に逢うから、という
意味だったのですが、結局学校全然関係無かったし。(泣)
に、しても、本編の内容。2本共に言えることは
「んなぁ訳ぁ無い。(森田一義風)」
一方的に犯られるだけ犯られておいて、
最後は男を受け入れて許してくれたりするなんて、
非現実にも程がある。
男の身勝手な空想・夢想の具現化ですな。
今回は10周年記念という事もあって、
10年目で初めてゲスト原稿を頼みました。
記念のコメント原稿を下さった作家の皆さんに
心からお礼を申しあげます。
許婚続柑
(2005.9.18発行)
(B5・40P/収録作品
「第二章・教えてよ、お姉ちゃん…。」)
販売終了
かなり突貫工事で仕上げたから
絵柄改良という目的は
この本では進行出来ずじまい。
女の子は髪型が前作と少し変わった程度で、
予告していた
「メガゾーン23」状態にはならず。
ピグマ多用してるから昔の線にちかいかも。
三部構成の二つ目なんですが
ストーリーさして進行せず。ただ、男と少女と、
姉の間に三すくみ状態を作って、
事件が表沙汰にならない訳を
そこはかとなく説明したような内容。
ここで事件を白露しておけば、
最終回であんなことにならずに済んだのに…
という「溜め」の必要性から作ったエピソード。
に、しても、お姉ちゃんアホだわ。うかれ気分のロケンロー。
結果、妹はいいように振り回されて…。
後は完結編の第三章がどうなるか。
帰郷幼柑
(2005.8.14発行)
(B5・52P/収録作品
「みんな仲良く夏休み」)
販売終了
絵柄改良系の第2弾。
前作が改良のみに目を奪われて
可愛さを置き去りにした反省から、
今回は可愛さをメインに構成。
また、漫画のコマ構成等も全体的にタチ切り一杯に描いたり、
キャラがコマをはみ出すなど、今風に変えたりしている。
登場する女の子、智絵ちゃんは今までのキャラの中でも幼い部類。
「望郷〜」で未遂に終わったものを今回は最後の最後まで
容赦なくやるとこういう結果に。全編の8割がアレばっか。
一話完結物だけど、こういうしけべに徹した話も
たまにはいいかな、と考える次第。
やはり可愛いと思えるキャラじゃないと描いててもつまらない。
キャラの顔は新画の輪郭修正バージョンに目を黒目中心にして、
目鼻口を詰まらせて幼さを出した絵に。
旧画のエッセンスも多少組み込んだ感じになってます。
ペンタッチは強弱中心に描いたけど…結果は如何に?
暗中模柑
(2005.6.5発行)
(B5・44P/収録作品
「催眠柑」(絵柄改良前・2005.1製作)
「検査柑(絵柄改良実験その1・2005.3製作)」)
販売終了
2005年初頭から手を加え出した絵柄改良を目的として
作った漫画を収録した実験シリーズ。
前半と後半とで手術前・手術後を見てもらって
劇的ビフォーアフターと行きたかったが、
後半の絵がまだ慣れてないのが祟って
硬い。表情も動かしきれていないし。
この問題点が浮上した事もあって、
次の夏の本では「旧画でも活きてる個所は使おう」
という結論に達し、次の反省に活かす事になる。
そういう意味でパイロット的な意味あいもある本。
しかしこの本、画が不安定だ。一度画を壊すと
再構築が至難の技だという事を
痛感します。ああ、何とかしなければ…
懐時総柑・上柑
(2005.4.20発行)
(B5・124P/収録作品
「第1話・1980年11月5日(水曜日)」
「第2話・1980年11月6日(木曜日)」
「第3話・1980年11月13日(木曜日)」
「第4話・1980年11月20日(木曜日)」)
<販売終了
懐時シリーズの総集編。表紙やカットは無論、
本編にもいくつかの修正を施した
増補改訂版。当初は夏ごろの
発行を考えていましたが、
思いきって前倒し。しかしこんだけ分厚いと
いろいろ大変。重さも含めて。
懐時総柑・下柑 許婚甘柑 眼鏡甘柑 望郷幼柑 懐時完柑 懐時惨柑 懐時続柑 懐時甘柑 金紺柑紺 青金再柑 秋冬甘柑 春夏甘柑 青金柑 三宝柑
(2005.4.20発行)
(B5・128P/収録作品
「第4.5話・1980年11月27日(木曜日)」
「第5話・1980年12月3日(水曜日)」
「第6話・1980年12月18日@(木曜日)」
「第7話・1980年12月18日A(木曜日)」
「第8話・1980年12月19日(金曜日)」)
販売終了
懐時シリーズ総集編後半。
冒頭収録の第4.5話は書き下ろし。
理由は繋がりをスムーズにするためなんですが、
あまり関係なかったかな、と。
この本も相当コマの修正や
差し替えを行っていますね。
ただ、改良中の絵だけに手が慣れてない
ためか、新規の部分は固い感じがします。
もう少し手に馴染ませてからの
ほうが良かったなぁ。反省です。
(2005.3.13発行)
(B5・40P/収録作品
「第一章・言えないよ、お姉ちゃん…。」)
販売終了
久々に続き物。
今回のネタは実は投稿時代に
1ページコミックでやったネタを今の思考回路で
膨らませてリメイクしたもの。
投稿当時はやりっぱなしで終わったものを、
今回はちゃんとした漫画として再挑戦。
けど、これ仕上がった直後に絵柄改良の訓練に
入っちゃったもんで、続き物にするにはタイミング悪かったなあと
後悔。前編と後編とで絵が違う「メガゾーン23」状態に。
でも、やっぱこういう開発物って私、好きなんですかね。
と言っても、一作目では女のコは穴開けられただけで、
調教の本質部にはまだ入ってないんですが。
(2004.12.30発行)
(B5・56P/収録作品
「がんばれ委員長(ズタボロ風味)」)
販売終了
前作が牧歌的な本だったのに対して,今回は都会風味。
罪悪感から良い様に悪人に蹂躙されて、
メチャクチャにされる女の子って、
古のエロ劇画みたい。
眼鏡、とタイトルについていながら、途中から
眼鏡取られて髪ほどかれてすっかり別人。
出来れば女の子が性に目覚めて、自ら
腰を振る過程まで描きたかったけど、
それするとまた続き物になっちゃう。
とはいえ、作業中に体壊しまくった
こともあって、しんどい印象しか残ってないなぁ。
内臓描写の最近多い私。エスカレート
しなきゃいいけども。
(2004.10.10発行)
(B5・44P/収録作品
「秋の夜長の…」)
販売終了
懐時〜から考えると
約一年ぶりの新設定オリジナル。
実際、長いこと「懐時」やってたから、
新キャラ作るのに難儀して、
生まれたのが今回のろりっ子。
「青金柑」の千裕ちゃん、
「春夏甘柑」「秋冬甘柑」の皐月ちゃんと
タメはれるくらいの低学年だから、
懐時〜を買ってくれてた方々と客層変わっちゃうかもと
心配してるのですが。
展開は過去のお姉ちゃんとの性悪戯と、
現在の姉の娘との悪戯とを
オーバーラップさせる感じ。
睡眠ものが好きなんだなぁと
改めて感じた次第。
(2004.8.15発行)
(B5・64P/収録作品
「第6話・1980年12月18日@(木曜日)」
「第7話・1980年12月18日A(木曜日)」
「第8話・1980年12月19日(金曜日)」)
販売終了
懐時シリーズ完結編。
結局振り返ったらかなりの頁費やして
しまいました。(240ページか…。)
これで良かったのか今も結構悩んでます。
ストーリーを進めるのに併せて、
しけべもおろそかにしちゃダメなんで、
脇キャラで用意してた千幸ちゃんに
前半は体張ってもらって、後半はすっかり
こなれちゃった優希ちゃんに別の味のしけべを
担当してもらう、という具合にしてみたのですが…
オチに関しては記述しませんが、
賛否両論分かれるでしょうね。でもまあ、
一応完結出来たのでホッとはしていますが。
(2004.6.6発行)
(B5・60P/収録作品「第5話・1980年12月3日(水曜日)」)
販売終了
懐時シリーズ第三巻め。
今回は従来の60P二本立てでは無く、
60P一本という長丁場。これには理由があって、
最終回へもって行く前に女の子を
「仕上げ」ておく必要があったんで。
故にそんなシーンばっかになっちゃいました。
全体的にメリハリをどうつけるかで悩みましたが、
全編そればっかなんで意味無いやと思って、
潔く放棄。(潔いのかな…?)
あとはここまで堕した優希ちゃんを
どう始末つけるかということに
なるのですが…。
(2004.3.14発行)
(B5・68P/収録作品「第3話・1980年11月13日(木曜日)」
「第4話・1980年11月20日(木曜日)」)
販売終了
先の懐時甘柑の続編。図らずも続き物に
なってしまった。前回が設定&状況把握の
理由付けにページ割かれたのに対し、
今回はしけべにウェイトを置いた展開。
前半は優希ちゃんのその後を
オーソドックスに、後半は新キャラ交えた
新たな展開編、といった感じ。
巻末の予告は全くのウソに
なっちゃいましたね。よくある
話ではありますが。
(2003.12.30発行)
(B5・60P/収録作品「第1話・1980年11月5日(水曜日)」
「第2話・1980年11月6日(木曜日)」)
販売終了
オリジナル6冊目。いつものとは少し
毛色の違う設定でやって
みよう、って考えて描いたシロモノ。
ノリ自体はむしろ投稿でやってた
ヒドイ系に先祖がえりした
感じ。結構あちこちから反響が返ってまいりまして
以降三度にわたって再販しました。
三版というのはこいつと「操時」くらいかも。
続き物にする予定はなかったのですが…。
(2003.8.17発行)
(B5・52P/収録作品「episode紺」
「episode金」)
販売終了
オリジナル5冊目。展開は一見優しいお兄さんが何にも
知らない子供だまくらかして…的な、
このころこういうの多かった。
新型肺炎やら某国の革命やら、タイムリーな
要素が結構入ってて、描いてる分には面白かったけど、
しけべ度は激減。う〜ん、
結構裸描いてるんだけどなぁ。
前半エピソードに描いた岬ちゃんは、おっとりのんびり
なトロトロキャラを描きたかったんだけど、
そこまで描ききれず。あれやこれや詰め込んでる
うちにページ数オーバーしちゃったし。
構成の失敗が最後まで後引きました。
とろ〜いキャラはまた再挑戦したいです。
後半のエピソードに出てくる釣りのお兄さんは久々に
描いた外道キャラで、このお兄さんの性格は後の
「懐時」の真誠くんにまんま流用しています。
でも、今見ると何でこの本こんなに
線太く出てるんだろう…?
(2003.6.29発行)
(B5・48P/収録作品「法事の記憶(改訂版)」)
販売終了
2001年に発行した
「青金柑」の増補改訂版。
初版に比べるとしけべなシーンは
40%増くらいにはなってますか。
描き損じた部分は差し替えたり
切り貼りしたりして、ほとんど
半新作状態。ただ、描き損じた部分を
描きなおした部分も微妙に描き損じ
てて、何の為の描きなおしなんだか
よく解らないコマもあったりして。
やっぱ2年半という歳月は絵も
微妙に変えちゃうのね。
絵柄は同調させようと
頑張ったんですが…
(2002.12.30発行)
(B5・52P/収録作品「episode冬」
「episode秋」)
販売終了
先の「春夏甘柑」の続編の意味でこしらえた本。
この時期は隔月刊のペースでオフセ本
こしらえてたから…なんでそんなに出してたんで
しょうかね?多分秋にほぼ月一でイベントやってて、
全てのイベントに新刊用意しなきゃ、
みたいな感覚でいたんでしょうか。
「無理しなくたって、あんたの本欲しがる人なんて
そういないから安心して落としなさい。」と、知人が
優しい言葉をかけてくれたにもかかわらず、
無理して出してみたのがこの本。…結果、
夏編の続きの冬編を32P描くので手一杯。
それだけじゃ薄いんで未発表に終った
オリジナルを引っ付けてそれなりの厚さに
でっち上げました。今見返すと絵粗いし。
やっぱ無理して出すもんじゃない。反省。
(2002.9.22発行)
(B5・44P/収録作品「episode夏」
「episode春」)
販売終了
久々に出したオリジナル3冊目。トルテ本長い期間
出してて、トルテ完結と同時に、久々に
オリジナルやろうかな、なんて気分転換も兼ねて
出した本。この本と「秋冬〜」の冬編は
全編ピグマで描いてます。一切ペン不使用。
って、別に褒められたこっちゃないんですが。
たまたま存在を知ったぺんてるの蛍光芯シャーペン
「ティーチィーズチェッカーズ」を手に入れまして、
(私が使ったのは蛍光イエロー)それで下書き。
その上からダイレクトにピグマで清書。
消しゴムかける必要無いからピグマが使える
と言う訳。けどね、ピグマって筆圧や
強弱が線で出せないから、どうもぬり絵チックな
絵になっちゃうのね。全編使用は
あまり好ましくないと言う訳で、いまは丸ペン、
スクールペン併用というスタイルに
落ち着いてます。
皐月ちゃんは結構私のキャラの中では低年齢の
ほうですね。これもいずれチャンスあれば
描き損じた個所直したい…。
(2001.3.11発行)
(B5・40P/収録作品「法事の記憶」)
販売終了
このころはトルテトルテで明け暮れてましたから、
サークルスペースの机の上は
トルテ本しか置いてなかったっけ。
この本は実はこっそりと出すつもりで
こしらえました。部数もトルテの半分程度しか
作んなかったし。
3月発行になってますが、実際は2月のメンズ
コミックに出してます。なんかこう、
田舎の空気と、どこにでもある親戚同士の
寄合風景にからませて、変にリアルな
しけべシチュエーションが描けないかなあと画策
してまして。オチは「女の子に結局キンタマ
掴まれた哀れな男」ってところでしょうか。
このころはトルテ本もそうですが、女の子に
結局良いように振り回されるオチが多かったですね。
当時私の中で流行ってたのかしら。
(1998.6.7発行)
(B5・48P/収録作品「お隣さん頂きます」)
販売終了
初のオフセオリジナル。非販売目的で描いたオリジナル
はこれよりも前にコピー本で4冊くらい作ってますが、
流石に残ってない…。ここに登場する
沙耶ちゃんのキャラは、「懐時〜」の優希ちゃんとして
リメイクして流用してます。
話は「同じマンションに住む少女と大学生が、流れに
まかせてイケナイ遊び」という、典型的なパターン。
当時、児童ポルノ禁止法案がいろいろ物議を
かもしてた頃で、「未成年を扱ったポルノはマンガで
あっても罪になる。」と言われ、回りがみんな
「日本のマンガは終った…」と意気消沈してた頃。
私も「どうせこの先もう出せないのなら、最後に
オリジナル出してサークルたたもう。」と、
最後の本、っていう意味で出したんです。
結果、マンガは処罰の対象には
含まれませんでしたが、今後、改正案で
どうなるか解りませんしね。
マンガくらいしばり入れずに描かせて貰いたい、
とは思いますが…
発行しているオリジナルは以上です。
今後新刊発行毎に
追加掲載していく予定です。
※販売中表記のものでイベント持参しなかったものは定期的にとらのあな様にて
期間限定で通販を行っております。
時期に関しては不定期ですので、とらのあなHP内でチェックしてみてください。